『明日のプランニング』佐藤尚之著、ブロガーにもオススメ!

ブログのコミュニケーションデザイン【第3回】

昨日、書店で『明日のプランニング  伝わらない時代の「伝える」方法 』(佐藤尚之・著/講談社現代新書・刊)という本を見つけました。

平積みされていてお店に入った瞬間、目と目が合い、一目惚れといった感じです。

特に、帯のコピーに惚れました。

そこには「最近なんだか伝わっている手応えも実感もない」とお嘆きのあなたに」と書いてありました。

変化が激しい広告業界!プランナーも、ブロガーも必読!

ジャンル的には先日記事にした『「これからの広告」の教科書』と同じジャンルの本です。

以前は通用した広告の手法が通用しなくなり、新しい手法をマスターしなければ生き残れない時代になった、ということが前提になっています。

読み始めるとアッという間に読み終わりました。

なるほど!そうだね!と感心する部分の連続と、読みやすい文章、説明図、構成でこの本ができているのでスイスイ読めます。

読み終わった感想は……『明日のプランニング』はプランナーや広告クリエーターの必読書であることは間違いありません。

そして、ブロガーの方も読んで得るものが多い本だと思います。

というのも『明日のプランニング』にはネットを日常的に使う人たちと、日常的に使わない人たちを明確に分けてアプローチしなさいと書いてあります。

ネットに日常的に使う人たちへのアプローチの部分は、ブログにも応用できそうです。

ここには、ブログのコミュニケーションデザインのことが書いてある

話が私事になりますが、以前の記事でブログのコミュニケーションデザインについて書きました。

書いたと言っても、まだ、漠然とした話しか書いていません。

ブログのコミュニケーションデザインとは、ユーザーの心理に重きをおいて、ブログ上で最適なコミュニケーションをめざすこと…そのくらいに考えていました。

それが『明日のプランニング』を読んだ時に、ここにブログのコミュニケーションデザインのことが書いてあると思いました。

もっとも、この本のどこにも「ブログのコミュニケーションデザイン」という言葉はでてきませんし、著者の意図するところでもありません。

それでも、ブログのコミュニケーションデザインとは、まさにこういう事なんですよ!と解釈したくなることが(ぼくの目を通して読むと)書いてあるのです。

では、「ブログのコミュニケーションデザイン」という視点で読んだ『明日のプランニング』についてまとめてみます。

1 ブログは世界中の砂浜を合わせた砂の中にある「一粒」

人類は、最古の洞窟(インドネシアのスラウェシ島)以来、いままで4万年以上かけて、絵や文字や書籍などを通して営々と情報を記録し、積み上げてきた。(略)
2007年のたった1年間に、人類がそれまで書いた書籍の情報総合量の300万倍の情報量が流れたのである。

『明日のプランニング』から抜粋したこの文章を読むと、比較的最近、情報量がケタちがいに増えてきた事が分かります。

この傾向は年々、加速していて、今では、人類が4万年かけて積み上げてきた情報量を数ヶ月で追い抜いていしまうそうです。

その膨大な情報量を砂に例えると、ブログ1つの情報量は、世界中の砂浜を集めた砂の中にあるたった一粒の砂粒よりも小さいそうです。

ブログの存在は気が遠くなるほど小さいのです。

2 ファンベースのアプローチ

想像以上に厳しい状況におかれているブロガーに1つの解決方法として『明日のプランニング』が提案するのは友人・知人という最強のメディアを使いこなそう!という提案です。

このやり方を『明日のプランニング』では「ファンベース」という言葉で表現しています。

「ファンベース」とはSNSなどで興味を持たせ、共感を抱かせる情報発信のことです。

それに対して従来のテレビ、新聞、雑誌などによる情報発信を「マスベース」と呼んでいます。

興味関心があるファンに情報を伝え、彼らから情報を広げてもらう、そんなコミュニケーションをめざすべし、と書いてあります。

ここまで読んで、ブログを作ったり、記事を書くとき、〈ファン〉をイメージしているブロガーはいるのだろうか?と疑問が浮かびました。

少なくとも、ぼくは〈ファン〉をイメージして記事を書いていません。

そう思って考えてみると、不特定多数の誰か、あるいは自分に向かって書いているような気がします。

多くの方に指示されるブロガーは〈ファン〉のイメージをしっかり持っているのでしょうか。

3 『明日のプランニンツ』を読んで気づいたこと

ケタちがいの情報量の中でとても小さな存在であるブログを、より多くの人に読んでもらうには〈ファン〉という視点でコミュニケーションを作ることが重要である気づきました。

『明日のプランニング』を読んでから気づいた事はぼくは自分が考えている「ブログのコミュニケーションデザイン」とは

  • どんな人にファンになってもらいたいか?(あるいはどんな人たちと仲間になりたいか?)
  • そのファンの人たちが求めている情報は何か?
  • 情報を広げてもらうのに必要なことは何か?

ということを前提にし、最適な解をブログに反映させていくことではないだろうか、ということです。

まとめ(『明日のプランニング』について)

  • 超・駆け足、超・ダイジェストで『明日のプランニング』の内容を紹介したので、その良さはほんの少ししか伝わらないと思います。
  • 読んでみると分かりますが現状を認識するための分析的なお話から、「ファンにアプローチする3つの方法」「ファンからオーガニックな言葉を引き出す7つの方法」とか「どんな課題でも70点とれるプランナーになるために」など具体的な方法まで書いてあり、“読んでためになり、使える1冊”です。

ブログのコミュニケーションデザイン INDEX

【第1回】ブログのコミュニケーションデザイン

【第2回】まずは、メニューの見直し。コミュニケーションデザインの第1歩

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