フリーランスをめざす人へ。「マインドタイム」by ジョン・フューレイ

ジョン・フューレイが開発した『マインドタイム』は組織管理のために開発された。

マネジメントの現場における人間関係の改善やチームのレベルアップに効果があるという。

現在は、教育や販売など多岐にわたる分野で応用されている。

そして、ジョン・フューレイはこう書いている。

ここには載っていない分野での使い方も、ぜひ考えてみてください。

『マインドタイム』155ページより

ぼくは考えてみた。マインドタイムを活用する分野を。

答えは“フリーランス”だ。

なぜかというとぼくがフリーランスだから。

これは活用できるな、と思ったのだ。

基本的に1人で働くことが多いフリーランスに、組織管理のための活用が多いマインドタイムがなぜ有効か?

そのことを説明する前に、まず、ジョン・フューレイ著の『マインドタイム』の内容をまとめてみよう。

『マインドタイム』に書かれていること

『マインドタイム』の核となるのは「時間スタイル」という考え方だ。
次のように書かれている。

人は空間と共に生きていると同時に、時間の中に生きている。
そのため、各個人が時間をどのように認識しているか
─我々が「時間スタイル」と呼ぶもの─を理解することで、
各自の能力を高める事ができる

『マインドタイム』8ページより

そして、「時間スタイル」について次の3つの視点をあげている。

人類のほとんどすべてが、過去、現在、未来というこの3つの視点を通して世界を見ています。時間は思考に次元を与えるのです。

『マインドタイム』11ページより

3つの時間スタイルは以下のように分類される。

「過去思考」は、成功や失敗の体験を記録し、過去を探索し、何よりも正しいことや事実を確実に見極めようとする思考

「現在思考」は、現時点における資産やリソース、動向をモニターし、目標を実現するための計画を練り、目標達成に向けての動きを管理する思考

「未来思考」は、新たな可能性を描き、熱意と確信を持ってその機会を模索し、絶えず変化を促し、その変化に適応しようとする思考

『マインドタイム』12ページより

もう少し要約すると

「過去思考」は、確実性の追求(何がわかるか?)

「現在思考」は、実現性の追求(何ができるか?)

「未来思考」は、可能性の追求(何が浮かぶか?)

『マインドタイム』23ページより

ということになる。

そして、組織やチームを管理するとき、「過去思考」タイプの人、「現在思考」タイプの人、「未来思考」タイプの人を見極めて、効果的に組み合わせるというのが『マイドンタイム』の主旨だ。

フリーランスになると決めて即実行する人は「未来思考」タイプ!?

「過去思考」タイプの人に「現在思考」や「未来思考」の要素がゼロかというとそうではない。

人には「過去思考」「現在思考」「未来思考」があり、1人ひとりウエイトがちがうだけなのだ。

だから、「過去思考」タイプの人は、

過去思考>現在思考>未来思考

または、

過去思考>未来思考>現在思考

というバランスになる。

ぼくは「未来思考」タイプだ。

あまり計画も立てずにフリーランスになった。

その経験からの類推だが、フリーランスになろう!と思いつき比較的早めに行動に移す人は「未来思考」タイプが多いと思う。

確実性を求める「過去思考」や実現性を追求する「現在思考」タイプだと「未来思考」より慎重で行動に移すまで少し時間がかかるのではないか。

フリーランスであり続けるために必要な「過去思考」と「現在思考」

ぼくはフリーランスになって約30年になる。

広告やプロモーションの企画を提案するプランナーをやっている。

新しい企画をつねに提案するプランナーは未来思考が求められる。

未来思考タイプのぼくに向いている職業だったと思う。

これまでたくさんのプレゼンを行い、企画を提案して来たが、未来思考だけで突っ走っている時は意外とうまくいかない。

そういう時は物事がスムーズに進むのだが最後の最後で問題が発生したりポシャったりする。

それに対して反対意見がでたり、ぶつかり合ったときの方が結果オーライの場合が多い。

正直、反対意見やぶつかる人にはカチンと来る。

しかし、『マインドタイム』を読んで、未来思考一辺倒のぼくに「過去思考」の人や「現在思考」の人がアドバイスしてくれていたのだと思えるようになった。

要はバランスの問題だ。

ひとつの思考を他のふたつの思考がサポートするような関係になるのがベストなのだろう。

フリーランスで実績を積み重ねるには「未来思考」をサポートするように「過去思考」と「現在思考」をうまく使いこなす必要がある。

まとめ

フリーランスがマインドタイムを活用するには、具体的に、どうすればいいか?

じぶんが「未来思考」だったら「過去思考」「現在思考」の人を仲間にして意見を聞くようにする。

個人の中に「未来思考」「過去思考」「現在思考」があるのでつねに3つの思考で物事をチェックする。

人にもよるが、フリーランスで活動するとピン芸人みたいになる。

じぶんではチャンとやっているはずでも思考が固まってしまい、切り替えがうまくいかなくなることが多い。

そんなとき、「未来思考」「過去思考」「現在思考」を意識して活用してみるのがいいだろう。

…というか、ぼくも今日からマインドタイムを活用していくつもりです。

おまけ

WEBでできる「マインドタイム」自己診断』という記事も書きました。

じぶんの時間スタイルを知りたい方はぜひお読みください。

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