『問題解決ラボ』(佐藤オオキ・著)は新しい視点で問題を解決する

今回は『問題解決ラボ』という本を紹介します。デザイナー、クリエイターといった専門家はもちろん、企画の仕事をしている人から日常生活の中でちょっとした問題を抱えている人にもオススメの一冊です。国内外の企業を相手に様様な問題を解決してきた佐藤オオキさんの問題解決メソッドがこの本に詰まっています。

著者・佐藤オオキさんはこんな人!

『問題解決ラボ』の 著者・佐藤オオキさんは

① 世界的に評価の高い日本を代表するデザイナー

② 経歴がすごい(ルイ・ヴィトン、コカ・コーラバカラ、エルメス、スターバックスなどの国際的な企業をクライントに建築からファッション、インテリアまで幅広く活動。2006年Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選出されました)

③ ひらめきの技術をロジック化できる人

④ 分かりやすい文章を書ける人

⑤ ユーモアのある人

です!

①と②に関してはGoogleで検索するとWikipediaおnで確認できる情報です。

③〜⑤に関しては『問題解決ラボ』を読まないと分かりません。

この③〜⑤の3つの才能「ロジック化」「分かりやすい文章化」「ユーモア」のおかげで、これまで多くのクリエイターが挑戦しながら語り尽くせなかった「ひらめき」の技術を佐藤オオキさんは『問題解決ラボ』で余すところなく語り尽くしています。

そういう意味でお買い得な本です。

新しい視点を提供することで目の前にある問題を解決する。
それが「ひらめき」の技術であり、デザイン。

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『問題解決ラボ』の「はじめに」に

重要なのはデザインのジャンルではなく、新しい視点を提供することでいかにして目の前の問題を解決できるか、です。(iiページ)

と書いてあります。また、こうも書いてあります。

何か現状を改善する。何かしら状況をよくするという糸口をみつけるというのがデザインだと思うんです。(略)ごみを捨てるにしても、より効率よくできる方法を工夫するだけでも立派なデザインです。(略)インテリアをやったりロゴを作ったりしなくても価値を生み出せる。そのために新たな視点を持ち込むことが、「デザイン的な考え方」なのです。(202ページ)

以上のことから佐藤オオキさんが考えるデザインは「色」や「カタチ」以前に、問題を解決する新しい視点であることが分かります。

この新しい視点こそ「ひらめき」です。そのためデザイナーやクリエイターではない人でも「ひらめき」の技術を習得することが可能なのです。

…と、紹介すると教科書みたいな堅苦しい本と思われるかもしれませんが、全然、そんなことはありません。

クスッと笑ってしまうエッセイのような感じで書かれているのでとても読みやすい本です。

分かりやすい章の構成と、すぐ使える具体的な方法

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『問題解決ラボ』は以下の章構成になっています。

第1章 デザイン目線で考えると、正しい「問い」が見えてくる───オオキ流「問題発見」講座

第2章 デザイン目線で考えると、ありそうでなかった「アイデア」が見えてくる──オオキ流「アイデア量産」講座

第3章 デザイン目線で考えると、ホントの「解決法」が見えてくる───オオキ流「問題解決」講座

第4章 デザイン目線で考えると、刺さる「メッセージ」が見えてくる───オオキ流「伝え方」講座

第5章 デザイン目線で考えると、見えない「価値」が見えてくる───オオキ流「デザイン」講座

 

「問題発見」「アイデア量産」「問題解決」「デザイン」など、ひらめきの技術を求められている人ならすぐ知りたいと思うテーマが章立になっています。

最初から順番に読んでもいいし、自分の知りたいテーマの章から読み始める事も出来ます。

また、各章の中には9〜10個の項目があり、それぞれにすぐ使える具体的な方法が書かれてあります。

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具体的な方法の例として、「そのアイデア、電話で友だちのオカンに話して伝わりますか?」(138p)というやり方があります。

これは、何の専門知識のない人に電話で商品コンセプトを伝えて面白いと思ってもらえるかが、良い「アイデア」か、わるい「アイデア」かを判断するポイントになるそうです。

こういった具体的な例がたくさん出てくるので『問題解決ラボ』を読むと試しに、自分でもやってみようという気になります。

実際、やってみると、自分のアイデアの善し悪しを確認できたり、問題解決につながるアイデアが生まれるようになりました。

『問題解決ラボ』は「ひらめき」の技術について書かれた優れたガイドブックです。

また、ロジカルで具体的で分かりやすい文章ゆえに問題を解決するために実際に使いこなすことができる貴重な一冊です。

まとめ

  • 『問題解決ラボ』の著者・佐藤オオキさんは、世界的に評価の高い日本を代表するデザイナー
  • これまで多くのクリエイターが挑戦しながら語り尽くせなかった「ひらめきの技術」を佐藤オオキさんは『問題解決ラボ』で余すところなく語り尽くしている
  • 新しい視点を提供することで目の前にある問題を解決する。それが「ひらめき」の技術であり、デザイン
  • 『問題解決ラボ』では分かりやすい章の構成と、すぐ使える具体的な方法が紹介されている

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