『自分を変える1つの習慣』(ロリー・バーデン著)を読んで階段を登ろう

ロリー・バーデン著の『自分を変える1つの習慣』(ダイヤモンド社)はセルフコントロールついて書かれた本です。
心に響く言葉がいっぱい詰まっている、とても読みやすい本です。

2015-09-22-09.19.41

まず、ロリー・バーデンのプロフィールから読み始めよう

著者のプロフィールは巻末と背表紙のカバー折り返し部分にあります。
プロフィールを要約するとこんな感じです。

ロリー・バーデンはストラテジストであり、企業向けの講演者であり、
国際的な研修サービス提供会社サウスウェスタン・コンサルティングの共同設立者。
また、国際的な社会運動「テイク・ザ・ステア・ワールドツアー」を率いている。
これは青少年向けの教育プログラム向けのチャリティ資金を調達するために、
世界のトップ10の高層ビルを含む世界各地の様々なビルを登るというものである。

ポイントは「テイク・ザ・ステア・ワールドツアー」です。
これだけ読むとなんのこっちゃ?と思うでしょう。
資金を集めるために世界的な高層ビルの階段を登るというのはおバカな印象を受けます。
そもそも、階段を登るだけでお金が集まるの??と思うでしょう。
実はこれが本書の核心部分をリアル化したイベントなのです。

2015-09-22 09.20.15

エスカレーターではなく、階段を使え!

本書には示唆に富んだ言葉がたくさん登場します。
その1つが

「エスカレーターのマインドセット(楽をする考え方)」

これには少し説明が必要です。
現代人はエスカレーターと階段が併設されていると95%がエスカレーターを利用するというデータに基づいています。
このデータをもとに著者ロリーはこんな風に言っています。

“(努力をせずに楽をして登れる装置の象徴である)エスカレーターを利用する事で悪い方向に導かれている”

1f3c50392e6d2f5cfffb9a96896c219a_mそうなんです。
エスカレーターは努力をせずに楽をして登れる装置。
それに対して階段は努力をして成功を手に入れる装置として位置づけられています。

だから、青少年向けのチャリティ資金を調達するために、
世界各地の高層ビルを登るイベントにローリーたちは取組んでいるのです。

そこには“若者よ!成功するためにエスカレーターではなく階段で登れ”というメッセージが感じられます。

著者・ロリー・バーデンが自身の体験から掴み取った成功法則

なぜ、階段で登ることを推奨するのか?
それは成功するためには様々な問題を解決しなければならず、
問題を解決するには「セルフコントロール(習慣の力)」が必要である、というローリーの考えに基づいています。
セルフコントロール=習慣の力には、毎日、自分の意志で決めた事をコツコツ続ける事が求められます。
この「自力でコツコツ続ける」というところがエスカレーターではなく階段のメタファーになっています。

こういった成功法則は著者ロリー・バーデンが実体験から掴み取りました。
本書の中で次のような生い立ちが語られています。

  • 母子家庭だったこと
  • 有名なスピーチコンテストで優勝をめざし2位だったこと(本人的に2位は敗北)
  • 学生時代、訪問販売で本を売る仕事をしていて売れなかったこと

生い立ちが語られ、そこで起こった困難な出来事を通して成功するための大切なことをぶ。
それがロリーのスタイルです。
そして、ロリーの体験は7つの法則に体系化されています。

f34db60c2275c5b4e77d5940c6dcc4b8_m

『自分を変える1つの習慣』には7つの法則がある

【1つの習慣(習慣の力)】の7つの法則
1.犠牲──パラドックスの法則(「小さな選択」の積み重ねこそが成功を呼ぶ)
2.決意──先行投資の法則(いまいる場所で全力を出し続ける)
3.集中──拡大の法則(「思考の集中」をコントロールする)
4.言葉──創造の法則(思考を現実化する言葉の使い方)
5.計画──収穫の法則(適切なタイミングに2倍の努力をする)
6.信念──長期的視点の法則(長い目で見れば失敗はプラスに変わる)
7.行動──振り子の法則(「何をなすべきか」は知っている。行動に移さないだけ)

上記の7つの法則がそのまま『自分を変える1つの習慣』の7つの章になっています。

各章のアクション・アイテムで「読んで、考えて、実行する」

2015-09-22-18.20.46

それぞれの章の最後にはロリーから読者に対して各章のエッセンスを身につけるためのアクション・アイテムがあります。

例えば、「第1章.小さな選択」の積み重ねこそが成功を呼ぶ  犠牲──パラドックスの法則」のアクション・アイテムは「今から5年後、どんな人間になり、どんな毎日を過ごしていたいかを、できる限り具体的に書きましょう。」。

このように各章の最後にロリーの法則を自分のものとするためのアクション・アイテムが付いているので「読んでおしまい!」ということはありません。

ロリーが「あらゆる物事は「考える、言葉にする、実行する」というシンプルかつ強力なパターンに従って創造される 」と言っているように、この本も「読んで、考えて、実行する」ように作られています。

d802ae1c6c2118969df3d096b41be154_m

『自分を変える1つの習慣』から心に響く言葉をピックアップ

以下はほんの一部ですが『自分を変える1つの習慣』から心に響くフレーズをピックアップしました。
これら以外にもグッドフレーズが本書の中にはたくさんあります。
読む人によって感じる言葉は違うので、機会がありまいたら
『自分を変える1つの習慣』を手に取って自分にあったグッドフレーズをぜひ発見してください。

成功への本当の秘密は、
「引き寄せ」ではなく「行動」なのです。(25p)

「小さな積み重ね」こそが、極めて大きな違いを生み出す (68p)

「ターニングポイント」は、最大のピンチの時に訪れる (85p)

あらゆる物事は「考える、言葉にする、実行する」という
シンプルかつ強力なパターンに従って創造される
 (149p)

バランスとは「優先度の高い活動」に十分な時間を割くこと (184p)

「十分な時間頑張ったか?」ではなく
「適切なタイミングで頑張ったか」
(189p)

 

成功するためには行動しなければならない (248p)

まとめ

  • 『自分を変える1つの習慣』はセルフコントロール(習慣の力)について書かれた本
  • 著書ロリー・バーデンが実体験で掴み取った成功法則を紹介している
  • 『自分を変える1つの習慣』には7つの法則があり、それが本書の7つの章になっている
  • 各章の最後にアクション・アイテムがあり「読んで。考えて。実行する」ように作られている

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です