5年後の仕事のリスクに対して、今、フリーランスがやるべきこと

「時代が変わってもフリーランスが生き残るためには何が必要か?」が今回のテーマです。

フリーランスとして30年以上になりますが、上記のようなテーマで考えた事はあまりありません。

1日1日をコツコツこなしてきた結果が30年以上という結果になった、という感じです。

そこには「ハック」も「魔法」もありません。

継続は力なり!です。

…といってこの記事を終わらせたかったのですが、そうも言ってられない事態が迫っています。

最強といわれるNetflixのレコメンド機能
「検索して商品を探す時代」が終わり「先回りしてお勧めする時代」が来る

そう思ったきっかけはamazonから届いた「本ストアから発売されるおすすめ商品をご紹介」メール。

どれも「面白そう!」という本がチョイスされていて感心します。

こういうのをレコメンド機能といいます。

レコメンド機能とは

情報フィルタリング (IF) 技法の一種で、特定ユーザーが興味を持つと思われる情報(映画、音楽、本、ニュース、画像、ウェブページなど)、すなわち「おすすめ」を提示するものである。
(wikipediaより)

amazonも凄いですが来月(2015年9月)日本に上陸するといわれているNetflixはもっと凄いそうです。

そこで調べてみました。

「あやぶろ」というサイトの『Netflix視聴の75%を支えるオススメ機能の秘密』が詳しいです。

Netflixはデータ整備を時間をかけて行い、映画作品76,897通りにも分類したそうです。

そのおかげで「ダークなサスペンス調サイエンスフィクション・ホラー映画」とか「1970年代のセンチメンタルな舞台におけるヨーロッパドラマ」といったきめ細かなオススメができるのです。

しかも、ユーザーの行動履歴も全てチェックしています。

ビデオの再生パターン(一時停止・途中中断・巻き戻し等)・評価スコア・検索履歴・視聴時間・視聴日時・視聴している地理的位置・視聴デバイス・Netflix上のページの閲覧やスクロールなど・・・行動の全てが分析されています。(「あやぷろ」より引用)

この映画作品におけるきめ細かな分類とユーザーの行動のすべてを網羅した履歴を照らし合わせる事でNetflixは最強と言われるレコメンド機能を実現しています。

実にNetflixのユーザーの75%はこのレコメンド機能で作品を見ているといわれています。

前述の記事を読むと、NetflixのTodd Yellin氏が「検索して商品を探す時代」が終わり「先回りしてお勧めする時代」がやってくると語っています。

進化したレコメンド機能は脅威である

ぼくは広告系のプランナーなのでこの記事を読んでゾッとしました。

商品を「先回りしてお勧めする時代」がやってきたら広告はいらなくなります。

昔なら、そういった時代の変化は10年、20年という単位でやってきましたが、
最近は3年〜5年という猛スピードでやってきます。

あくまでも仮定の話ですが、5年後に「先回りしてお勧めする時代」が当たり前になり、
広告系のフリーランスのプランナーとしてぼくは仕事を失っているかもしれないということです。

いやいや、これは広告だけの問題ではないかもしれません。

「先回りしてお勧めする時代」はもっと広範囲のビジネスに影響を及ぼす事も考えられます。

未来のリスクを見すえて、今、フリーランスがやるべき4つのこと

前置きが長くなりましたが「5年以内に仕事を失う可能性」があると考えた時、

フリーランスは最悪の場合を想定して行動を取る必要があります。

ぼく自身のフリーランス歴を振り返って、こう言ったときの乗り越えパターンを分析してみました。

そこには以下のようなパターンがありました。

 

  1. 優先順位の変更
  2. 新ツールの導入
  3. 継続
  4. 効果測定

 

 

1. 優先順位の変更

それまでの仕事のやり方、クライアントとのつきあい方などを見直して優先順位を変更します。

優先順位を見直す事で不要な時間をカットします。

カットした時間を有効に活用します。

例えば「5年後、仕事を消失するリスク」を回避することに役立つ事を少しずつ始めます。

それは営業努力かもしれませんし、新規事業に関する勉強かもしれません。

ぼくの場合は、以下のように新しいツールの導入に取組んできました。

2. 新ツールの導入

例えば、

30年前、手書きをやめて当時200万円以上したワードプロセッサーを導入しました。
20年前、まだ珍しかったマッキントッシュを導入しました。
10年前、ノートブックを使い始め、徐々にノマド化へ移行。
現在、 ブログをスタートさせました。

というように、新しいツールを仕事に導入する事でワークスタイルを刷新することができます。

こういった努力によりクライアントへ提供するサービスも向上、同時にコストパフォーマンスを高める事ができました。

これがフリーランスとしてやってこれた秘訣の1つだと思います。

3. 継続

新しいツールの導入後はそのやり方を継続させる事がポイントです。

効果がでるまである程度の時間がかかる場合が有るためです。

4. 効果測定

もちろん、ダラダラ続ければいいという訳ではありません。

自分なりに効果を確認して必要であれば適時、調整したり補強を行います。

 

フリーランスを続けるために必要な7つのこと』という記事でも書きましたが
フリーランスとして生きていくには「幸運」が大きな要素をしめます。

それでも個人で出来る事として上記1〜4を節目で行う事をおすすめします。

まとめ

  • レコメンド機能進化により「検索して商品を探す時代」が終わり「先回りしてお勧めする時代」がやってくる
  • 広告をはじめ様々なビジネスが影響を受ける。場合によっては5年後に仕事を失う可能性もある。
  • フリーランスはそういう事態を想定して行動する必要が有る。
  • 優先順位の変更、新ツールの導入、継続、効果測定を節目で行い、リスク回避を図る

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